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2011年4月5日火曜日

銅線コイルのトーテム

おういえー、shiroですよん。
また高電圧関係のネタです。
ってか、ひょっとして皆高電圧関係の記事とかあんまり好きじゃなかったりするのかしら?
まぁ、いいや。
えーと、そういえば、地震が来てから僕が記事書くの初めてですね。
自分は地震が来たときは都内の学校にいて、地震が来て電車が止まって帰れなくなったので部活メンバーと会議室でおねんねしました。備蓄していた乾パンの味が微妙でした。地味な思い出しかありません。

以下本編
なんか最近、某氏が設計したZVS回路が流行っているようでして。流行った理由とかは、簡単・大電力を扱っているのに素子があんまり発熱しない とかそんなとこだと思う。おまけに、IHに使えたり、FBTを強力に動かすことができたり、大電力コンデンサ充電器になったりとか。
このブログでは去年の1年くらいに前にZVS回路でFBTを動作させたりしてます。

まぁ、個人的には某ZVS回路は周波数の調整が面倒なので、最近はあんまり使わないんですけど。
最近は交流高電圧を使ってるので周波数はとても重要な要素になりつつあります。
そんなわけで大電力を扱えて、周波数も調整できちゃうような回路をつくってみました。
いや、作ったのはだいぶ前なんだけどね。
結果、某ZVS回路に負けないくらいの回路ができました。いや、負けてるけどね。

まぁ、でもTV用のFBTが壊れるくらいの電力は投入できます。たぶん。

そんなわけで半田付け中の画像。机の上が地味にカオス。



とまぁ、簡単な回路ができました。しかもかなり安上がりです。一番高い部品はゲートドライブトランスのTP-1Aです。真ん中の青い物体はコンデンサです値札つきです。
ちなみに、素子はSUP85N15-21を使っています。IGBTに変更すれば更なるパワーを求められるけど、そんなパワー必要ない。



動画
さっきの回路でFBTを動かしてみました。入力電圧は60V程度です。素子の耐圧の問題で、80Vくらいが限界です。IGBTに変えたら140Vくらいでやってみます。そのうち。
ここまでくると感電結構注意です。うっかり感電したら筋肉が硬直して体が動かせなくなり、散りゆくこと、ただ春の夢の如しです。




ここからはおまけみたいなもん。超簡単な放電管(?)を作るよ!

用意するもの
・電球
・400V30Jくらいのコンデンサ
・適当な高圧電源(8mmくらい空中放電すればOK。数W程度)



まず、電球に↓




充電したコンデンサをつっこんで、フィラメントを金属細線爆発させてふっとばします。
注意: うっかり数kJのコンデンサとかでフィラメントをとばすと、たぶん電球が炸裂します。やる場合は使うコンデンサをよく考え、自己責任で行ってください。
下の画像はフィラメントをとばした後のもの。



んで、適当な高圧電源を接続すると、このようになります。ぬるっとしたプラズマがとてもきれいです。

ポイントは、強い電源を使わないことです。1cmくらい放電する高圧電源で十分です。数Wあればたぶん足ります。

パワーを上げた時の画像

さらにパワーをあげたときの画像。この状態でもたいした電力は必要としません。

動画。
部屋を掃除中に撮影したので、ちらかったままですが気にしないでください。





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